収蔵品紹介

はいたい!学芸員たのです。
今日も元気に収蔵庫にこもって標本整理をしています。
前回のおしごと紹介に引き続き、植物の標本をたくさん整理してたのですが
なんだか不思議な名前の植物がいくつかあるな……と思って名前の由来など調べてみました。(たのは植物の知識が全然ありません…もっと勉強せねば!)
なかなか面白かったので本日は「収蔵品紹介~変な名前の植物編~」をやりましょう~~

ボロボロノキ
そんなに標本はボロくない、ボロボロノキ。

まず1つ目の「ボロボロノキ Schoepfia jasminodora」は熱帯を中心に分布する落葉樹ですね(調べた)。
すんごいボロボロの標本が出てくるのか…!?と焦りましたが普通に立派な標本が出てきました。
名前の由来は「材がボロボロで役に立たないから」「枝がもろいから」「落葉の時に細い枝が一緒にぼろぼろ落ちるから」など諸説あるようです。
親が幼虫にエサを運んで世話をするベニツチカメムシの食草としても知られています。

ベニツチカメムシ
ベニツチカメムシは鮮やかな赤色がおしゃれ。

2つ目は「ショウベンノキ Turpinia ternata
またヘンテコな名前の木が出てきました。標本が臭いとか、そういうことはありません。
これは枝を切ると液が大量に出ることが和名の由来だそうです。一回切ってみたいですね。
八重山にいる日本最大のガ ヨナグニサンが食草の一つとして利用しているようです。

ショウベンノキ
全然標本は臭くない、ショウベンノキ。

最後、3つ目は「オキナワクジャク Adiantum flabelluatum
なんかこれ、字面だけ見たら沖縄に野生のクジャクが…!?とは思いませんか。私はちょっとびっくりしました。
こちらはそもそも「クジャクシダ」という植物に見た目が似ているということらしくて、
クジャクシダ自体の和名は葉の広がり方がクジャクの羽を広げた姿に似ていることから来ているそうです。なるほど。
ちなみに八重山や宮古島のほうでは鳥の方のクジャクが本当に野生化してしまってますね。インドクジャクがいます。

オキナワクジャク
生えてるところが見てみたい、オキナワクジャク。

…そんな感じで順調に資料について学びながら整理を進めております。
安心して野外活動できるようになったら元気に生育してる姿も見てみたいですね!ショウベンノキは枝をちょっと切らせてほしい。
まだなかなか外に出られませんが、自宅で楽しめることを見つけていきましょう!
それでは私は収蔵庫に戻ります~~!

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