
はいたい!学芸員たのです◎
ちょっと時間があいてしまいましたが、11月29日はオンラインワークショップ「アリから学ぶ!もとぶの自然」の開催日でした。
今回のイベントについてイベント開催の裏話(?)などつらつらお話していこうと思います。
準備期間の話から始まるので長くなるかもしれません、お時間のある時にゆっくり読んでいただければと思います~。
まず今回は①地元の高校を巻き込んで、②オンラインイベントをやろう!ということで初めて尽くしの企画でした。
企画は2本立てで、町内でアリを採集した調査結果の発表とアリの行動を観察する実験の生配信でした!
実験の方はゲスト講師として協力していただいた関西学院大学の下地さんたちにお任せするとして、
調査を頑張るぞ!ということで高校生を引き連れて町内の公園でアリを採ってきました。

新聞にも実は写真が載ってました(!)が吸虫管という道具でアリを吸い取って採集したり、
スーパーに行ってエサになりそうなものをみんなで選んで、ベンチの陰や滑り台の下に置いてみたり……
協力してくれた高校生たちも普段からアリを触っている子達ではないので群がるアリにゾワゾワしたりしながらたくさん採集しました。

採れたアリは名前を調べるのですがこれがまた大変!
小さなアリを顕微鏡で観察して、特徴を確認しながら1種類ずつ名前を調べていきます。
どうしても名前が分からないものは本州にいる下地先生たちに写真を見せながらZoomを使って教えてもらいました。すごい時代になりましたねえ。
名前が分かったら、どんなアリがいた?場所や採り方によって採れるアリは違う??などどんどん考察を重ねていって……当日!


なぜか椅子にPCを置いてしゃがんで発表していました。
町内外からご参加いただいた皆様に成果の発表!堂々としっかり発表できました◎
あとから協力していただいた参加者アンケートでもよく分かった!というお声がありホッとしました……
調査結果の発表のあとはアリの行動を観察する実験をお見せしました。

エサ採り行動と巣の引越し行動を観察しました。
こちらもアンケートでは人気で、身近なアリもよく観察すると色々面白い発見がありそうですね~。
さらに下地先生からさらに深~いアリの話をしていただいてあっという間に1時間半。
内容盛りだくさんのワークショップでした!!
博物館としても初めての試みで、準備からいろいろ試行錯誤の積み重ねでしたがなんとか成功!安心しました。
町外からのご参加もあり、今後もうまく応用しながらより幅広い活動をしていけたらな~と思います。
新型コロナウイルス感染症の状況も日々変わる中ですが、またみなさまに本部町の文化や自然の楽しさを伝える活動を模索してまいります!
今回のワークショップにご参加いただいた皆様、ご協力いただいた本部高校、関西学院大学の皆さん本当にありがとうございました~!!
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