
みなさま、こんにちは。モクメです。
6月に入り、そろそろ梅雨も明けそうな雰囲気の今日この頃、いかがお過ごしですか?
さて、我が本部町立博物館では、本部町で起こった戦争の悲劇、無残に散ってしまった命の数々を忘れずに、あの時の辛さ、苦しさ、悲しさを未来への平和に変えていこうと心に誓い、慰霊の日に合わせて催しを行います。
ただ、今年は例年と異なり、企画展として大きく行うのではなく、「常に平和学習のできる展示室」を作ることにしました。本部町の戦争の歴史や戦争に巻き込まれ、思い出すのも苦しい中で、お話頂いた貴重な戦争体験記や戦争遺品資料を、より多く公開する場所を設けることで「今ある平和を大切に思うことができるように」という想いを込めた展示室となります。
またコロナの影響もあり、大きな企画展が出来ない代わりに、戦争で亡くなられた本部住民の方々への哀悼の意を表しまして、ささやかではありますがギャラリーにて平和の礎のレプリカおよび写真を使った展示のコーナーを設けました。
非常事態宣言が明けても、油断のならない状況になってしまうと思いますが、6月23日には皆様と共に慰霊の日に哀悼の意をささげることができればと思っています。